クリアカードのバックアップ(No.6)

クリアカードとは †

クリアカードとは、クリアカード編で新しく登場し、さくら達が現在収集しているカードである。

さくらカードがその力を失った矢先に現れた。(クリアカード編におけるさくらカードについては後述)
クロウカードと異なり、誰によって生み出されたのかは現時点で不明。
全体的に透けているが、一方から見るともう一方の絵柄は透けて見えない。
魔力を感じないが、さくらが持っている夢の鍵を使えば力を使える。
カードを封印する際には、「主なき者よ、夢の杖の元我の力となれ、固着 (セキュア)！」と唱える。
参考までに、「固着」という言葉は、デジタル大辞泉によると
①他のものにしっかりくっつくこと。
②同じ所にとどまって、そのままの状態で定着すること。
③精神分析用語。発達の過程で、リビドーが、過度の満足あるいは不満足などによって、口唇など特定の段階にとどまること。
の3つの用法があり、ここでは、現象をカードという形に安定化させるという意味で、②の用法が当てはまると考えられる。

さくらは、中学生になってすぐに謎の夢を見た。大量の透明なカードがさくらの周りを覆っていて、思わずその中の１枚に触れようとすると、その瞬間、ローブを被る謎の人物が現れ、さくらを覆っていた透明なカードは全てガラスの様に割れてしまった…というものだった。
そしてその日以来、さくらカードから絵が消え真っ白になってしまっている。
さくらカードに触れたユエ、そしてさくらもカードから魔力を感じ取れない様子。
小狼は、何故こうなったかは分からないが、夢に出てきた人物が無関係なはずはないと考えている。