クロウカード のバックアップ(No.3)


クロウカードとは

クロウカードとは、魔術師クロウ・リードが、自身の持つ「闇の力」の魔力を用いて生み出したカードである。封印が解かれるとこの世に災いが起こるとされ、このクロウカードを集めることから、「カードキャプターさくら」は始まった。

詳細

  • 表面にはカードに封印されているものの姿と名前、裏面はクロウが使っていた魔法陣が記されている。
  • 地色は赤に黄色の縁。
  • クロウカードの枚数は、原作ではタロットカードをモデルにしているため全部で19枚だが、アニメ版では劇場版第2作に登場するカードを含めて53枚存在する。
  • カード1枚1枚は生きており、それぞれに「名前」「姿」「魔力」がある。
  • カードの名前は全て英語と漢字で表されているが、これはクロウ自身がイギリス人の父と中国人の母を持つハーフであり、彼の魔術は西洋魔術(四大元素など)と東洋魔術(五行思想など)が混ざっているからである。
  • 性格が多彩であり、戦いを好まないものから好戦的なもの、頭の良し悪しなどもある。
  • 原作、アニメ共通の3枚の特殊カード(ミラーダークライト)は人語を話すことができる。(他のカードも「うん」や「あ!」などの短い言葉や、声を立てて笑うことなどはできる。ソングヴォイスなど人間の声を奪うことで人語が話せるようになるカードもある)
  • ある程度の枚数があれば、占いができる。
  • 散逸の経緯が原作とアニメとで異なる。原作では、クロウによって本の中に封じ込まれていたが、監視役だったケルベロスの不手際により散逸してしまっていた。アニメでは本を開いたさくらが知らずにウインディのカードを発動させたために他のカードが飛び去ってしまった。
  • 原作では、カードに名前を書いて封印すればその名前の人以外の言うことは聞かず、さくらがすべてのカードを持っていた。
  • 一方アニメでは、封印者ではなく自分の力を抑えた人物に従うという設定に変更され、アニメ版のみに登場する何枚かは小狼の所有となっていた。(持ち主については後述)
  • 封印の杖でカードに触れ、使用したいカードの名前を呼びかけると発動する。(クロウ・リードは杖を使わず魔力だけで発動していた)
  • 星の杖でクロウカードを使うと、属性が異なる(クロウカードは闇属性)ため正常に発動しなかった。

以下、ネタバレを含みます。


  • クロウカードを全て集め終えると、「審判者」であるユエが現れ、カードを集めようと試みた者に最後の審判が下される。
  • 「災い」とは、カードに関わった人達から、好きという感情が無くなるというものだった。
  • 劇場版第2作では、52枚はプラスの力を持ち、53枚目の「無」のカードはその力を相殺するだけのマイナスの力を持つことが明かされた。「無」のカードは封印されていたが、エリオルの家(元クロウの家)が解体されたことにより封印が解けてしまった。

アニメでの持ち主の設定

基本的には、最も弱らせた、もしくは封印させるのに大きく活躍した人が持ち主となるのだが、持ち主となれるのは魔力のある者限定であり、また魔力をもったものに関しても一部特例があるらしい。 以下に具体的なケースを示す。

  • ソング・・・知世がそのカードを封印させるのに大きく活躍したのだが、さくらのものになっていた。
  • ツイン・・・どちらも弱らせなければならないので小狼は苺鈴と一緒に戦ったのだが、封印後はダイレクトに小狼に渡った。
  • パワー・・・小狼がタイムのカードを使ってさくらが勝つよう工作をしたのだが、時間が止まっている影響でパワー自身がそれを知らないのか小狼のものではなかった。
  • ループ・・・小狼が自分の剣で、さくらがソードを使ってループを切ったが、コンマ台でさくらの方が早かったのかさくらのものになっていた。
  • サンド・・・さくら(ウォーティ)と小狼(フリーズ)が同時に弱らせたのか、ちょうど二人の間にカードが漂っていた。

種類

登場カード一覧を参照。