マッドハウス

マッドハウスとは

株式会社マッドハウスとは、カードキャプターさくらを制作した日本のアニメ制作会社である。

詳細

  • 日本動画協会準会員。NTV日本テレビ放送網株式会社の子会社。
  • 1972年虫プロダクションから独立。
  • アニメ制作会社としては、スタジオディーンなどとともに非常に制作数が多い(2008年は前年からの継続作品も含めて16作品を放映)ことで知られる。
  • ただそれらの一部は「制作協力」という形の下請けにほぼ丸投げされていることがあり、それらの作品は純粋な自社作品よりクオリティ面で見劣りすることがままある。
  • 一方で純粋な自社制作の作品は総じて高い品質を誇り、『カードキャプターさくら』『MONSTER』『DEATH NOTE』『BLACK LAGOON』『シグルイ』などの原作もの、『妄想代理人』『電脳コイル』などのオリジナルとジャンルを問わず評価されている作品が多い。
  • 特に、1998年から放映開始されたアニメ『カードキャプターさくら』は、原作を見事に昇華した脚本、演出、作画、音楽に魅せられたファンを獲得。
  • それまでOVAや映画の仕事を中心とし“ 一般向け ”や“ アニメ通好み ”という評価を得ていたマッドハウスの名を、ライトなアニメファンに周知させた。
  • また『アニマトリックス』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『四畳半神話大系』のような芸術性の高いOVA・劇場アニメを数多く作り出している。
  • 近年では『時をかける少女』のヒットと、『四畳半神話大系』における2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門においての大賞受賞が記憶に新しい。
  • 企業的な部分では、2000年後半までインデックスグループの子会社となっていたが、資金繰りや赤字のトラブルが相次ぎ、紆余曲折を経て日本テレビ系列の子会社として再建中。
  • セル画に長らく関わり、作画のデジタル化は最も遅い部類であった。
  • なお、社名の「マッドハウス」は昔千葉県にあった「松戸ハウス」という名前のお店を模したもので、決してなんJの某コテハンからとったものではない。
  • 劇場版2の給水塔のモデルは、制作当時のスタジオから見えた給水塔。
  • 2019年4月放送開始予定のさくらと同じ浅香班の「ちはやふる3」が放送時期を2019年10月に変更。
  • 2019年4月5日、マッドハウス在籍中の制作進行、未払い残業代の請求と長時間労働の改善、スタッフによるパワハラの謝罪等を求め、ブラック企業ユニオンに加入し、団体交渉を申しいれ、4月末に第1回団体交渉へ。
  • 同年6月未明、マッドハウス、社員へのタイムカードの過少申告を指示が発覚