「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」とは、2000年に公開された、CCさくら劇場版の第2作目である。時系列としては、テレビアニメ最終話の後にあたり、さくらたちは小学6年生で夏休みに入っている。
友枝小学校6年2組は、友枝町全体のお祭り「なでしこ祭」で演劇を発表する事になり夏休みの間も稽古に追われていた。
そんなある日、さくらは香港へ帰ったはずの小狼と偶然出会う。小狼の告白の返事をしていなかったさくらは気持ちを伝えようと奮闘するが失敗ばかり。 遊園地に遊びに行った際、遂に告白できると思った矢先に不思議な気配が…
それは全て封印したはずのクロウカードの気配だった。最強のカードを前に、カードキャプターさくら最後の戦いが始まる!
あなたに伝えたい 本当の想い___________
2000年7月15日(土)、全国松竹洋画系にて「ケロちゃんにおまかせ」(後述)とともに同時公開された。主題歌は「明日へのメロディー」*1。上映時間は、同時上映を合わせて1時間38分である*2。観客動員数は60万人以上。第5回神戸作品賞劇場部門を受賞。
「ケロちゃんにおまかせ」とは、劇場版『カードキャプターさくら 封印されたカード』と同時上映された作品である。ケルベロス(ケロちゃん)とスピネル(スッピー)を主役とした上映時間約10分の短編ギャグストーリーとなっている。
エリオルと一緒にさくらの家に来たスッピー。ケロとの雑談中に、さくらがたこ焼きを2人のおやつとして持ってくる。最初は戸惑いもあったスッピーだが、その美味しさに大喜び。しかし最後の1個を巡り、ケロと対立。友枝町で起きた小さなバトルの結末は…。
2017年12月29日よりリバイバル上映が行われた。前売りムビチケ特典はオリジナルクリアファイル、入場特典はサイン入りポストカード(全5種、袋入りでランダム)。 配給はワーナー・ブラザース映画。当時同時上映された『ケロちゃんにおまかせ』の上映はない。
BGMについては、楽曲・主題歌を参照のこと。